倦怠期の会話

倦怠期の乗り越え方(恋人との会話が続かない人へ)

こんにちは、タクトです。

 

今回は倦怠期の乗り越え方と、恋人との会話についてです。

 

恋人との会話で大切なこと、付き合ってしばらくすると会話が続かなくなるのはなぜなのか、倦怠期を乗り越えるにはどうすればいいのか、ボクなりに書きたいと思います。

 

 

 

使う言葉≒アイデンティティ

 

といいつついきなり雑談なのですが、最初に知っておいてほしいことがあります。

 

言葉というのは、あなたのアイデンティティを作り上げるものの1つだということです。

 

 

例えば、ボクは京都出身なので、大学で東京に出てきたときにはこの上なく泣きそうでした。

 

諸々の家庭の事情があったので、親元から離れて寂しいとかホームシックとかそういった理由では全く悲しくない、むしろ開放感に溢れていたのですが、

 

いざ東京で暮らし始めると、

 

「ぼくの居場所どこ?ぼくはここにいて良いの?なんでこんなに疎外感を感じるの?」

 

といった疑問が雨期のタケノコのようににょきにょきとはえてきました。

 

 

そう感じさせた原因の1つは憎き標準語での会話です。笑

 

同じ日本なのに、同じ日本語を使っているはずなのに、どこか人との繋がりを感じることが出来ず、悶々と悩む日々が続いていました。

 

京都では日々京都弁を使う同級生に囲まれて、地元の話題を話し、そこにとけ込んでいる自分がいました。

 

だけど、東京にきたら、「自分」を構成していた「私は京都人である」というアイデンティティが、言葉をきっかけとして、一気に不安定になってしまったわけです。

 

足下がぐらぐらと揺れるような毎日でした。

 

 

 

恋人との新しい世界(迷えるお花畑)

 

実はこの上京物語の不安定さ、恋愛初期、付き合ってすぐのころも同じようなことが起こります。

 

安定していた普通の生活の中に、好きな人(恋人、新しい彼氏)が入り込んでくると、

あなたの安定していた世界、環境は一気に崩れてアイデンティティ、超迷走しはじめます。

 

 

するとどうなってしまうのか。

なんとなく想像はできますかね?

 

安定しておらず、グラグラで、相手との距離感が掴めていないので、超接近してみたり、かと思ったら超突き放してみたりします。

歓喜、怒り、悲しみといった複雑な感情が溢れ出てくるので、その感情をぶつけあいます。

 

 

これらは新しい2人だけの安定した世界を作り上げるために必要な作業です。

 

接近して、突き放してを繰り返すことで、お互いの適切な距離感をみつけていきます。

 

ぶつけあった感情は、1つの鍋の中に詰め込み、煮込み、それぞれ持っていた独立した世界観は溶け合って、2人で1つの世界を作り上げます。

恋愛とは狂気の塊です。そのエネルギーはものすごい高温で2人を溶かします。

 

 

付き合い立ての恋人たちの会話が、異星人の会話のようで「何を交信しあっているんだこいつらは・・・」と思ったことはありませんか?笑

 

許してあげてください。上記の通り、彼らは目の前の世界がグラグラで、とにかくぐちゃぐちゃでもいいから相手とぶつかり合い、安定した2人だけの世界、アイデンティティを作り上げようと邁進しているだけです。

 

この段階で、会話の上手い下手なんて関係ない。とにかくぶつかることが第一優先となっているんです。

 

だから、付き合い立てで「彼と上手く会話ができない」と自己嫌悪的に悩むことはもしかしたらあるかもしれないけど、倦怠期に突入した人のように「彼との会話がつまらない」と悩むことはあまりないはず(恋愛をして付き合った場合に限ります)。

 

「どんな会話をしても」ゆらゆらと揺らめくピンク色の世界の中に吸収されて2人の世界観を育て上げるための肥やしとなります。

 

 

 

問題は、2人の世界観が出来上がった後の会話

 

会話がつまらない、続かない、もはや苦痛、と感じるのは、2人で1つの世界観が出来上がった後のことです。

 

会話がつまらないと感じるということは、良くいえば、恋愛初期の段階を越え、自分と相手、2人だけの世界がどのようなものなのか、よく見えているということ。

 

ただ、よく見えてしまっているからこそ、会話自体がありふれたものに思えるし、会話の底や広がりが見えてしまっているんですね。この出来上がった世界観こそ、倦怠期の正体だとボクは思っています。

 

会話のキャッチボールが正確無比で、グラブを動かさなくてもボールをとれてしまうので同じ作業の繰り返し。

 

ぐるぐるまわっているだけの安定した2人の世界に満足できない、だから、お互い会話がつまらないと思うし、続かなくて苦痛だと感じる。

 

 

 

こういうと、「え?一緒にいるだけで安心するし無理してまで会話する必要ないじゃん?」という人が男女共に必ず現れてきます。

 

ボクもその意見には賛成です。相手も本当に納得しているのであれば、安定した平穏な世界が悪いものだとは思いません。

 

ただ知っておいて頂きたいのは、「いつまでも」安定した2人だけの世界(お花畑)なんてこの世には絶対に存在しない、ということです。

 

なぜなら2人共通の世界観は安定して変化をしていなくても、1人1人がそれぞれ世界を広げていくからです(相手の世界観を広げさせないのは束縛ですから長く続きません)。

 

安定した世界を保ちながら、付き合いながら、他の世界を広げる。浮気もそうですよね。会話がなくなったら、その分、他で会話をしている可能性は多いにあります。

 

 

 

会話が続かなくなったなら・・・

 

会話が続かない倦怠期というのは、恋愛初期段階で2人の世界観を作り上げることに失敗したか、作り上げられた世界に甘んじて、あなたも相手も努力を怠ったか、のいずれかであることがほとんどです。

 

ただ話題がないだけなら良いです。解決法はある。

メールの話題作り法で書いたことと同じで、

 
  1. 相手の興味のある話題をもっと知る
  2. 相手が興味を持っていないこと、想像すらしていなかったことに興味を持たせる
 

ということを繰り返せばいい。

 

 

だけど、本当は話題があるのに会話が続かない、苦痛でしょうがない、となると、あなたも経験から知っているかもしれませんが、先は短い。ほかによくあるパターンとしてセックスのときだけしか喋らないようでも先は短い。

 

一番まずいのが、会話が続かないのをひたすら相手のせいにしている人です。その彼との関係だけではなく、今後もヤバいです。

 

楽して会話を続けるために、話題作りアプリに頼ったりする人も多いようですが、そこまで行くと終末ヒロインです。そんな小手先に頼って付き合うのが1週間延びたところでしょうがないと思います。

 

 

会話が続かなくなったら、一度、恋愛初期段階で作り上げた2人の関係性を、2人だけの世界をぶっ壊してみるしかないのです。

 

 

こう言ってしまうと酷ですが、どうせ、そのままだったらダメになります。

 

 

 

態度が変われば会話が変わる

 

会話が続かないという問題は、多くの場合、表面的な問題でしかありません。詳しく話を聞くと、実際はお互いの関係が悪いだけです。関係が悪いとか仲が良くないというとニュアンスがきついし、心の底ではそのことを認めたくないから「会話が続かない、話題がない」と問題を置き換えてしまっているだけです。

 

だから、関係性が変われば2人の世界は新しくなって「自然と」会話はできるようになります。

 

 

恋愛初期段階の頃のように2人だけの世界を作り上げて、意味不明な言葉の数々を許容し合うような関係に戻るのは難しいけど、関係性を少しずらして2人の世界をリフレッシュしてみる、ことなら可能だと思います。

 

心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる

 

という名言がありますが、ボクは色々なカップルの話を聞いて、その後の人生を見てきて、これ本当だと思っていて、あなたが態度を少し変えてみるだけで、行動も変わるし、習慣も変わってくるし、運命も変わってきます。倦怠期を乗り越えることも出来ます。

 

 

いつもありがとうと言わなかったポイントでありがとうと言ってみる。

おかえりなさいを心から言ってみる。

 

 

ボクが言っている「2人の世界をぶっ壊す」というのはその程度のことです。そんな些細な態度の変化が、習慣になれば会話は自然とふくらみます。あなたが彼との会話が続かない、苦痛だと悩んでいるなら、一度あなたから態度を変えてみてください。

これ、中々信じてもらえないのですが、本当に変わります。

 

あなたが変わっても「相手が」変わらないようだったら、それはしょうがないこと。倦怠期を乗り越えることなく、さようなら、です。

 

ボクが東京の人たちと自然と会話が出来るようになったのは、態度を変えて自分から歩み寄ってみたからです。結果として今では自然な標準語で(笑)、自然に楽しく会話が出来ます。

 

会話が続かないと、話題を探したりすることに焦点が当てられがちですが(もちろんその視点も大切ですが)、それよりも会話の奥にあるもの、自分の心を、態度を変えてみることも考えてみてください。

 

 

覚えておいてください。当たり前のことだと思わないでください。

 

いつも一緒にいてくれることに心から感謝をしていたら、それだけで「いつもありがとう」という会話ができるんです。

 

 

タクト